二重生活

ツイッターで事前に、冒頭のキスシーンの菅田将暉が最高っていうのがだいぶ回ってたあれですね〜

 

ぶっちゃけどんな話か全く分からずに見に行ったんだけど主人公が大学院生で哲学を勉強しててオヨヨってなった。

 

でも哲学勉強してるくせにボヤッとし過ぎてて今さら 生きる意味とは? とか なんで生きているのか考えるとモヤモヤする とか教授の前で言い出すし、私の好きなタイプではなかったな

わかってたら哲学しないでしょというのがわたくしの持論。

 

それはさておき、門脇麦の映画内でのファッションは好きだった。ああいうアースカラーとか暗めの色で体のライン出さないファッションは需要あると思う。でも脱ぐシーンでペチスカート履いててちょいガッカリ。

 

あと住んでる部屋も若者っぽい無駄な物があまりない部屋で、今のおしゃれ系の人のミニマミスト(っていうんですか?)的流行を抑えてたなあと思った。

 

映画を観るときにファッションとか持ち物とかさり気ないけどすごく素敵なこと多いです。でも等身大の登場人物たちが持ってるかというと、経済的に無理なんじゃないかなって、現実に即してないところにガッカリしつつも感動するっていう物語とは関係のないところに焦点を置いてみてしまう。

あと映画って基本長く映る人、美人じゃなくても魅力的な顔立ちのひとが多いからずっとお顔や身体の動きに注目しがち。とくに大きいスクリーンだとまつ毛1本1本、まゆ毛、歯、唇なんかがいい感じにボやけつつしっかり見えて、それが映画館で映画を観たい理由でもある。

 

ロケ地渋谷だったり表参道、原宿だったりで自分の知ってる道と風景が出てくると楽しい。

でも表参道から明治神宮前の一駅をわざわざ千代田線乗るなよ💢って思った

 

あとどこかわからないけど石坂が作家と打ち合わせしたり珠ちゃんと会った喫茶店が素敵だなって思った。

 

 

内容については全員に疑問が残るなと思いました。

まず石坂家はなぜ奥さんが自殺未遂までしたのに元のように楽しそうなのか。もちろん家族って子供ができたらそう簡単には離散しないものかもしれないですが。

それに比べて白石珠たちはあっさり別れてしまった。尾行の事を秘密にしてた事や石坂とホテルから出てきたところを見られた事が直接的な原因っぽいけど。そんなに珠ちゃん悪い事してるかな?と感じた。哲学の方法としての尾行っていうのは理解できなくないでしょ

 

あとは篠原教授。彼が代行妻を好きになっちゃうのはわかる。学問一筋で恋愛経験がほぼないままいい歳になってしまった彼がお弁当を作ってもらったり優しく微笑みかけられたりされたから。でもでも、なんで最後自殺したのか?代行妻を雇ってまで安心させたかったお母さんが亡くなったから?

 

あと題名の二重生活っていうのもしっくりきてない。二重生活っていうのは浮気の事だけど、この映画は浮気で家庭が崩壊したという単純なものではない。むしろ人間がとってしまうわけわからない行動によって周りの人に思わぬ行動をとらせてしまうというものではないだろうか。

例えば篠原教授は哲学の研究として尾行という方法をとってみてはどうかって言うけど、バレたときの珠ちゃんのリスクをちゃんと考えてないし、ストーカー行為を生徒にさせるっていうのは教授としてどうなのだろうか。

 

次に珠ちゃん。尾行が楽しくなっちゃうのはソフィ・カルの『本当の話』の引用からも予想できていました。しかしなぜ石坂と接触した際にキスしたのか?そして初恋の相手が亡くなった父の親友でって話を石坂にしたのか?そしてなぜ恋人の卓也に研究の事をちゃんと伝えておかなかったのか?

 

石坂はなぜ円満な家庭がありながら不倫したのか?不倫がばれて妻が自殺未遂までしたのに何事もなかったかのように元の生活に戻れるのか?あと珠ちゃんに自分が不倫した理由を自分で考えろって言ってたけど深い理由があるのか?

 

尾行って対象選びが鍵ですよ。きっと。珠ちゃんはたまたま対象として面白い2人を選んだけど9割方みなさんルーティンの塊みたいなものですから。

 

 

私の理解能力が低すぎて全然メッセージを読み解く事ができなかった